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皆さま、2020年あけましておめでとうございます。
リクシスを創業致しました、佐々木裕子と申します。
2014年、まだ娘が2歳の頃です。2050年の日本がどうなっていくかを想像し、
母親として娘のために何ができるかを整理するために、ある書籍を執筆しました。
不確実で、変化の激しい時代になっていく中で、唯一、「既に起きてしまった未来」として確実に見えていること。
それは、これから2050年までの数十年で、日本は世界よりも100年早く、ぶっちぎりの最速で、「超」少子高齢化社会を現実として迎えるのだ、ということでした。
若く健康な人々が「社会」の大半を占めてきた人類の長い歴史の中で、日本は初めて、前人未踏の「逆ピラミッド型人口社会」に突入していきます。
人と仕事の関係性。
家族の在り方。
企業の在り方。
地域資本の役割。
医療の役割。
これまでの「ピラミッド型人口社会」を前提に創られた、無意識パターン認識。
そして、必要な情報リテラシー。
高齢者が過半を占める社会に住むことになる私たちひとりひとりが、本当に豊かで、創造性の高い物語を紡いでいくために、様々な概念が、音を立てて生まれ変わり、再定義され始めようとしています。
最も最初に戦わなければならない「最大の敵」は、実は、わたしたち自身の中にある、この問題への心理的な「忌避感」。
そして、その忌避感がもたらす、エイジングリテラシーの欠如です。
残された時間は、決して長くありません。
超少子高齢化社会へのカウントダウンが、いよいよ聞こえてきた感のある2020年。
大介護時代に、すべての人の物語が輝く世界を実現する。最先端の世界標準モデルを創る。
リクシスは、その強い想いを胸に、革新的なアプローチと最先端の技術で、
この社会課題に本気で風穴を開けていきたいと思っています。
どうぞ皆様、本年もよろしくご指導のほど、お願い申し上げます。
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